レタスの圧縮率

 

 

ナチュラルに若干の寝坊をし、バタバタしない程度に急ぐ。シリアル食べるよりパンの方が早く済むかもとコッペパンをそのまま食べるがトーストしてないとすごい口の中もさもさする。

パンなんにせよ絶対温める派だから久しぶりに食べる素のパンの食べにくさに喉が詰まりそうになった。全然時短じゃないな。

 

午前中ビャッと仕事を進める。

傘を持たずに昼飯を買いに行ったら雨全然やんでないじゃん。さむ〜息が白いわ。

 

何を食べようか迷っていたら、後ろにいた人が「なんか味が濃いものが食べたい」と言っていて、わかる、と心のなかで同意する。そしたらその人の連れが「わかる!寒いからかな」と言っていて、そうなの?!と返答しそうになった。

寒いと味濃いの食べたくなるの?

少なくともこの半径3メートル以内に味が濃いものが食べたくなっている人間が3人いて、謎の一体感を私だけが感じている。

 

近頃間食防止にカフェオレを飲んでいるのがコストかかってきているので、牛乳を買って会社でコーヒーを淹れることにした。最初からこうしていれば良かったんだ。会社の小さい冷蔵庫にリットルの牛乳とリットルの烏龍茶。着々と私の飲み物で占拠されていっている。

 

ザッと帰宅して夕飯。家にちょっとだけあるレタスをサラダに増量させたら想定の倍増えた。レタスの圧縮率に毎度驚かされる。

 

帰ってきた同居人に、寒いと味濃いの食べたくなるのかという話をしたら、実際そうらしい。エネルギーの蓄え的な意味でもそうだし、温度差で味は展開するから、寒いときに冷たいものや暑いときに温かいものを食べるより寒いときに温かいものを食べると温度の高低差が高くて、より味が強く感じて美味いと感じるんじゃないかとのこと。確かになー。

 

つけ麺が美味いと感じるのもその温度の話があるんじゃなかったっけ。調べ直したら美味いと思う温度は体温に近い温度だから、熱いスープと冷たい麺が口の中で合わさってぬるくなり美味いと思う温度に急激になって、うま!となるという。

 

以前得た知識なのに実体験の瞬間にはその知識が抜け落ちてたな……と今回に限らず思うことは都度あるが、知識と実践を繰り返して身になるんです。いいんです。