脳を甘やかさないために

 

 

あ、卵買ってないからオートミール食べられないんだった。

バター練り込みまくったパンを同居人が買ってきていたのでそれを食べる。サクサクに焼き上がるタイプのパンなのに、ジャムを塗ったからしみしみになってしまった。意味無。

 

また椅子から腰が離れたそうだったので映画を観る。

「来る」を観た。原作の「ぼぎわんが、来る」も面白かったし、映画の評判も良かったので期待して視聴。

映像がかっこいいなー。合間合間の場面転換や風景のシーンも何気なくかっこよかった。あと配役が最適すぎる。

 

終盤のお祓いシーンも噂通り、最強霊媒師決定戦みたいでかっこよかったし少し笑った。原作ではこんな大袈裟ではなかったが、映像化にあたって映像として観てかっこいい演出を全力でやったという感じ。

ただここがアツい展開だったぶん、ラストの締めが落差あって少し不完全燃焼感はあった。

 

口コミを観ると、原作からそこは改変してはだめだろうとか省略してはだめだろうという所が散見されたようだ。私も原作読んだけど、読んだのだいぶ前だったから忘れて全然わからなかったな。

というかこの感覚、つい最近私も持ったじゃないか。舞台「夜は短し歩けよ乙女」で。

 

「夜は短し〜」のとき、内容をすっかり忘れたのもあるから読み返してから観劇したら、改変や省略に納得行かず落ち込んでしまった。「来る」も、直前に読んでたら感想が変わっていたのかもしれない。

 

原作は直前に読まない方が、内容を適度に忘却していることによって映画や舞台もそれぞれ楽しめるのか?

でもそれって正しいエンタメの楽しみ方なのか?正しいエンタメの楽しみ方って何だ?

おれにはわからねえ。

 

夕飯を食べたあとにドラッグストアに行く。何を買うんだっけ。

買いたいものを都度メモすればいいのだが、5つまではメモしないという謎自分ルールがある。記憶力を酷使するために。大体は買いたいもの3つあるなどと数字だけ覚えていて、残り1つが思い出せなかったりする。

でも私はメモしない。脳を甘やかさないために。