いくらは美味いもの

 

 

またもや何故か早くに目覚める同居人が現れたので、起床時間に起こしてもらった。一瞬お互い起きたのが明け方だったので、まあ同居人も二度寝するだろうなと期待せず起こしてと伝えていたが、そのまま目が冴えて起き続けていたようだ。

起きるのがだいぶしんどかったので助かった。まだ生活リズムに馴染んでないのか。

 

家の鍵穴刺しづらい件もあるが、最近ドアノブも緩んできたので同居人に管理会社へ問い合わせてもらう。

ドアノブは無償だが、鍵穴は有償交換となるらしい。換気扇の修理もガスメーターの交換も落ちたカーテンレールの直しも無償だったのに鍵穴だと有償交換になるのか。防犯で全とっかえになるのかな。

とりあえず鍵穴はこっちで色々メンテして様子見、ノブだけ直してもらおう。

 

上司が先日誕生日だったのでケーキを食べた。ピエール・エルメミルフィーユ。予約してたわけでもなく、店頭にあったのを買ってきたのだろうけど、パイがクリームに挟まれていたとは思えないほどパリパリサクサクだ。すごい、どういう技術。

 

上からクリーム、パイ、スポンジ、ソース、スポンジ、クリーム、パイの層になっている。スポンジの部分だけを食べると蜂蜜の強烈な甘さにパンチされるが、層全体で食べるとそんな甘さはどこ吹く風。クリームがパンチを包み込んでいるの?それにしてもすごい包容力。

さすが有名パティスリー、一口目だけでなく二口目三口目にも飽きさせないような驚きを仕込んでおられる。

 

帰りにスーパーに寄ったら大粒のいくらがあり、美味しそうで思わず買ってしまった。ごはんに乗せて食べよ。

久しぶりのいくらに少しテンションがあがったものの、食べてみると甘めの味付けだ……。確かに醤油漬けと書いてあるわりには色が薄めだな、大粒だからかな?と思っていたが、想像してた味じゃない。

軽くしょんぼりしながら醤油を追加でかけて食べた。甘めでも、いくらは美味いもの。

 

のりたまふりかけ、みんな好きだよね。私はそこまでテンションあがらないと言うと、同居人からこいつ正気か?という視線を投げられた。

なんでだろう、小さい頃家にふりかけ自体はあったがのりたまは無かったから馴染みが無いからかな。中高生くらいになるとふりかけ自体もあまりかけなくなった。

 

同居人も小さい頃はかけて食べる習慣は無かった、給食で出たのをかけるくらいだと言う。

たまに給食で出る小袋のふりかけが懐かしい。男子は何故か袋を開ける前に定規できざむんだよなと思い出すと、同居人はひとしきり笑ったあと「女子はやらないの?!」と驚いていた。やらないよ。