鳩が豆鉄砲な顔になった

 

 

家の前は公園なので、朝起きて外を見ると近所の保育園やら幼稚園からやってきてる子どもたちがいるのが見える。お湯を沸かしながら眺めている。

おうおう半袖短パンのお子が走り回っておる。もうエネルギーがあるっていうかエネルギーそのものだな。

 

相変わらず仕事は凪だが、上司曰く他の人がピンチの時にサポートする隊員なので、私はこの仕事ペースくらいが良いらしい。この凪で??もしかして私上司に賄賂とか渡してたっけと思ったがそんなことは無い。

 

同居人は13時になっても起きない。何時に寝たんだこの人。寝ながら声を出して笑っている。同居人はよく寝言を言うのでそれに話しかける。

寝言に声をかけてはいけない話とかあるけど、反応があるとおもろいのでやってしまう。

 

起きた同居人にご飯を食べさせ、ぼーっとしたりぽちぽちしたり同居人を仕事に送り出したりする。

夕飯は同居人のとこに行こうと思っていたが、今日は貸し切りらしい。土曜日も行こうと思ってたら混んでたしタイミングが合わないな。

 

冷蔵庫を開けたら卵のプラケースの蓋が扉の風圧でぷかぷか動いてアピールしてきたので卵かけご飯を食べる。

醤油を先にかけて混ぜたほうが美味しいって話を卵をごはんの上に割り出してから思い出すし、適量だなと思う量よりもう少し醤油を必要としてくるよなと食べるたびに思う。

 

帰ってきた同居人と取っ組み合いをする。この体制でくすぐったら怪我しそうで危ないなと思ってもチャレンジせずにいられない。同居人のかかとが上腕骨にクリーンヒットし、あまりの衝撃に鳩が豆鉄砲な顔になった。

いつか絶対怪我をしそう。しかしその時まで取っ組み合いは続くであろう。