せめてもの人権のために

 

 

ここのところ深夜1時2時くらいになると猛烈な睡魔に襲われる日が立て続けにやってきて、歯ブラシを咥えながら朝まで寝るのをすんでのところで回避している。

そして6時、9時、10時に刻み目が覚める。眠いんだか眠くないんだかどっちなんだ。

 

同居人を仕事に送りだし、さて……今日は予定が何もないな。そしてやる気も何も無い日だ。気力ねえな〜!と思いながら布団にこもる。気力無いのでご飯らしいご飯も食べない。久しぶりに食べるスナック菓子美味しい!こういうことしてるからなァ〜腹とか肌とかがなァ〜オイ、わかってるよォ〜わかりながら自堕落する。

 

せめてもの人権のために、もう陽も落ちてきてるけど洗濯物を干す。乾く気がしねえ。外で干していたら丁度夕方のチャイムが鳴り、音量のでかさにびっくりした。まあ家の中にまで聞こえる音だから音量もそりゃそうなんだけども。

 

実家にいた頃の夕方のチャイム、たまにメロディが鳴り終わるとスピーカーを切ったときのブツッという切断音も聞こえていた。それ込みで夕方のチャイムとして染み付いているからチャイムが鳴るたび切断音を待っている自分がいる。未だ聞こえたことは無い。

 

野菜と肉もあるし今日はこのまま引きこもりコースかなと思っていたら友人からリモート飲みのお誘い。うれし〜〜〜!この無の状況に吹き込んできた一迅の風です。意気揚々と酒を調達し、野菜炒めを作り開始する。

 

以前のリモート飲みの時もそうだったが、予定も無で気力も無の時に今日やろ!という連絡が飛び込んでくると、神はまだ見放していなかった……と感謝の念に溢れる。なんの神様なんだか。無からすくい出してくれるという点では仏のご加護か?どっちにしてもありがたや。