ひとりで留守番していた頃のような感覚

 

 

家を出るときにマスクを取り出したら丁度ラス1だった。肌触りが優しいと謳っていたマスクだったが、長時間付けていると毛羽立ち、もけもけが顔に当たって痒くなるマスク。やっと使い切った……!

 

こだわりが無く、都度店頭にあるマスクを買って各ブランドの特徴を踏まえていないのでこういう失敗が起きる。そして次買うときには失敗したブランドを覚えていないので同じ失敗を繰り返すのだな。

 

地味に仕事が多い。こういうちょっとバタバタしているときは、敢えて途中で別の事をやるという癖が出てしまうので危うい。ミスの元ですよ。

頭の中で、あ〜〜今別の事やろうとしてるよ〜!と気づいても、仕事に戻らず敢えて別の事をやってしまう。

 

わかっているのに!何の敢えてなのよ。明確な意思が分散していて、それをまとめてコントロールしきれていない。自分で自分の手綱をコントロールする力が足りてないし、手綱が何本もある状態だ。

 

最近ラジオも何もかけないで仕事をしてみたりしている。人の声が聞こえていないと、初めてひとりで留守番していた頃のような感覚を思い出す。時間の流れも少し遅く感じられて、確かにこれはこれで集中できる。

しばらく経つと無音に飽きてくるので何かしらかけるわけだが。

 

好きなアーティストのベスト盤がリリースされたので最近聴いている。過去の曲もリマスターしているようで、音の奥行きが広がって聴こえるようになった。

特に左右の奥行きが!両腕を広げた更に先から鳴っているよう。更にまっすぐ左右というだけでなくて、左右斜め前後にも音がある。

 

聴きながら、脳内にイメージされるのは動物の視野の図。俯瞰でかかれた動物の絵に扇形の視野が示されているやつ。奥行きのある音楽を聴きながら、草食動物の視野の広さを擬似体感した気分になる。

 

傾聴しているから細かな距離感を意識するが、普段の生活でも音の奥行きを感じる同じ処理は成されていて、常々意識するほど感じていると疲れるので脳が適切な処理をしてそこまで意識しないように調節しているんだろう。

人体サイコー。最近のマスタリング技術サイコー。高いイヤホンもサイコーです。