いや、布はありすぎると困る!

 

 

同居人の連勤が終わりGW中唯一の休みが被る日だったが、昨日は連勤最終日にオープンから締めまでという肉体的ハードがヤケ心に火を点け朝までゲームしていたようなので、特に起こすことなく予定も立てていない。

 

どうせ昼過ぎまで起きられないだろうと近所まで1人で買い物に行っていたが、その間に起床した様子。お昼ごはん1人分しか用意してないよ。

ベーコンで野菜炒めを作ったら美味しかった。

 

同居人が母の日に何か買いたいというので出掛けますか。散歩も兼ねて、1時間程歩いてデパートへ向かう。

 

小物系は自分で作ることができる方だし気軽に消え物の食べ物にしようかと話をしたところで、スカーフとかハンカチとか布物でも良いのでは、布はいくつあっても困らんからねと伝えると、同居人は「いや、布はありすぎると困る!」と断固拒否。彼女の部屋を知らないから言えるんだ……と、同居人は幼少期母君が集めた布で圧死しかけた事があるのだろうか。

 

各デパ地下を徘徊し、なかなかこれといったものが決まらないなと思っていると蛍の光が流れ始めた。やばい!これやこれかと焦る中で同居人がこれが良いかもと見つけたのは、カンカンにつまったクッキーで、よく見るとアトリエうかいのクッキーじゃん。

 

たまたま別のブランドが委託でそのクッキーだけを売っていたものだった。以前ここのしょっぱめのおつまみクッキーを頂いたとき、めっちゃ美味い、甘いやつも食べてみたいと思ってたやつ。たまたま目についたのがこれとは同居人も冴えてる!ちょちょちょ、自宅用にも買おう、閉店への焦りと出会えた喜びが合わさり私だけが変なテンションになっていた。

 

夕飯を外で食べ、帰宅してからうやうやしくクッキーを開封する。小ぶりでサクサクほろほろなのに、味も香りも濃くて少し食べただけなのに満足感がすごい。

 

同居人は特に感想が出ていなかったので、特別美味しいとは思って無いんだろうな。私はデパ地下の食べ物はブランドの世界観も食べてる気分になって好きだけど、同居人はベーシックオブベーシックが好きだからこういうものにそこまで心が動かないのでこのような齟齬はよくある。だから同居人になにか贈り物するとき困るんだわ。

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