大変あたたか

 

 

平日は朝から家出るからまだ寒くアウターで調節するけど、土日日中から出るとなると暖かくなってるから逆に服に悩む時期だね。アウターを手持ち前提で出かけるのもちょっと嫌だし。今日は大変あたたかなので、もう今年は終わりかなと思っていた薄手の服がまた着られたのがうれしい。

 

袖のボタンが取れかけていたので縫い付ける。ボタンを縫い付けるたび、裁縫の授業をちゃんと受けていて良かったな〜と思う。縫い付けるたび授業の風景を思い出している。

 

近所の神社と今年からよく行っている神社に挨拶へ。数ヶ月にいっぺん、不定期に神社に挨拶するというのは信心深いということなんだろうか。といっても年1でお守り買ったり微々たる金額をお賽銭しているだけで、ほんとにライト層なんだけども。

神様に対してもほんとにいたら楽しいな、古事記がほんとだったら面白いなと思っているだけだから信心といわれてもなんともなあ。

 

ただ今回の件だったり、他にも後から見ると人生の分岐にあたるなってところで完全に運が良かったなという事がままあるので、そういうことに対して落とし所や腰を据えたい気持ちから神社に挨拶をするというところで落ち着かせているところがある。運が良かったとて神様の御加護とは逐一思わんけどさ。

 

神社には七五三でおめかしをしたお子がたくさんいた。七五三したことなかったな、家族で参拝みたいなのも無かったし、実家ではそういう行事はほとんど無かった。姉らはどうかわかんないけど。

信仰とほぼ無縁の家で育ったから、そういう事に興味があるだけなのかもしれん。

 

神社に参拝したあといつも寄る喫茶店へ。自家製ハンバーグがずっと気になっているのだけど、今日は品切れだったのでエビピラフとカフェオレに。

エビピラフ、炒り卵も入ってるし胡椒も効いてるからピラフってより実家チャーハンなの最高だな。カフェオレもコーヒー牛乳だし。ここのオムライスは堅焼き卵でフォルムが四角いし。自分は食べた覚えがなくても、所謂実家飯感があって最高なんだ。

 

帰宅して、友人がおすすめしてくれた劇団ままごとの「わが星」を観た。友人曰く、ずっと泣いてたということだけど、所謂感動モノってだけで推すような友人でないから何でそんなに泣けるんだろうと気になっていたが、め〜〜〜ちゃ良くてわたしもずっと泣きながら観ていた。

https://youtu.be/Utk1wV0FPMc

 

なぜ泣けるのかと言われるとうまく言語化はできない。ノスタルジックな良さだったり、幸福な瞬間をたくさん切り取って見せてくれたり、分離、生き死にの切なさだったり、そういうのが複合的で、でも他人事だけでなくて自分にもそういう過去、もしくは前世?あったかもしれないと思ってしまう。

走馬灯みたいな舞台だった。自分が見る走馬灯もこうでありたいと思った。

 

自分が初めて観た舞台がそうだったからというのもあるのだろうが、説明的すぎない舞台がやっぱ好きだなと思った。美術がシンプルで、わかりやすい説明が無いから観ながら自分のなかで補完していく感じの。そういうものこそ演者さんや演出の技量が出るものだから、そこに良さを見出しているのかもしれない。